信州の伝統野菜のひとつ
羽広菜(はびろな)
伊那市西箕輪地区で大切に守られてきた野菜
主に「かぶ」をお漬物にするそう
葉はとってもりっぱなものですが
かぶを必要とする場合が多いので「廃棄」されることも多々・・・とは
地元生産者さん・・・
「でも漬物で食べられる部分なので
なんとかもっと普及させたいんだよね
うちじゃ「泥漬け」っていって
うんまい漬物にしてるんだけどさ」
と
伺った野菜ソムリエわたしたちのアンテナが伸びた!
「泥漬け???」
「あー、洗わんでそのまま漬けて、
春になったら、洗って食べるんだ」
それを特別に見せていただきました
こちらが生産者、有賀さんのお宅の畑
実際に羽広菜を収穫
手前にある大きさのものが通常のサイズ
さて
漬け方を教わります!
まず
収穫後、かぶと葉を別々にし天日にて数日干します
こちら束ねたあるのは1回分の分量
また切り込みが入っているのは味がよくしみこむための下準備
今は輪ゴムで束ねていますが
その昔は稲わらで束ねていたそう
いまはコンバインで稲わら自体がないため
輪ゴムで代用中
漬物樽に漬物袋をいれ
菜を並べます
その上にお味噌をのばしまます
黒砂糖をまんべんなくふりかけます
また菜を並べます
お味噌・砂糖を入れます
すべて入れたところ ↓ ↓
有賀さんのお宅では氷がはる
雨が当たらない外に保管しているそうです
漬けてから20日すぎてから食べだすそう
こちら左側
羽広菜のかぶのおつけもの(白と紫色)と
飛騨かぶの甘酢漬け(赤)
右側は大根・かぶ等の即席漬け
有賀さんの奥様はとってもお漬物上手!
たいへん美味しくいただきました
次はこのお漬物がつけあがった頃
またお伺いさせていただき
実際に食べさせていただきたいと思います
信濃毎日新聞社様に取材にきていただきました。
詳しくは こちら ⇒
☆ ☆ ☆
ありがとうございます!
有賀さんにはお忙しい中お時間をさいていいただき
ありがとうございました
とても勉強になりました
御礼申し上げます