羽広菜のお漬物♪

nekomin

2013年11月24日 20:00



信州の伝統野菜のひとつ

羽広菜(はびろな)



伊那市西箕輪地区で大切に守られてきた野菜



主に「かぶ」をお漬物にするそう

葉はとってもりっぱなものですが
かぶを必要とする場合が多いので「廃棄」されることも多々・・・とは
地元生産者さん・・・



「でも漬物で食べられる部分なので
なんとかもっと普及させたいんだよね

うちじゃ「泥漬け」っていって
うんまい漬物にしてるんだけどさ」


伺った野菜ソムリエわたしたちのアンテナが伸びた!


「泥漬け???」


「あー、洗わんでそのまま漬けて、
春になったら、洗って食べるんだ」




それを特別に見せていただきました



こちらが生産者、有賀さんのお宅の畑




実際に羽広菜を収穫

手前にある大きさのものが通常のサイズ







さて
漬け方を教わります!

まず
収穫後、かぶと葉を別々にし天日にて数日干します






こちら束ねたあるのは1回分の分量

また切り込みが入っているのは味がよくしみこむための下準備





今は輪ゴムで束ねていますが
その昔は稲わらで束ねていたそう

いまはコンバインで稲わら自体がないため
輪ゴムで代用中






漬物樽に漬物袋をいれ
菜を並べます


その上にお味噌をのばしまます








黒砂糖をまんべんなくふりかけます






また菜を並べます







お味噌・砂糖を入れます


すべて入れたところ ↓ ↓


有賀さんのお宅では氷がはる
雨が当たらない外に保管しているそうです

漬けてから20日すぎてから食べだすそう







こちら左側
羽広菜のかぶのおつけもの(白と紫色)と
飛騨かぶの甘酢漬け(赤)


右側は大根・かぶ等の即席漬け






有賀さんの奥様はとってもお漬物上手!

たいへん美味しくいただきました


次はこのお漬物がつけあがった頃
またお伺いさせていただき
実際に食べさせていただきたいと思います








信濃毎日新聞社様に取材にきていただきました。

 詳しくは こちら ⇒ ☆ ☆ ☆
ありがとうございます!



有賀さんにはお忙しい中お時間をさいていいただき
ありがとうございました


とても勉強になりました
御礼申し上げます






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